〒656-0026 兵庫県洲本市栄町3丁目3−4
0799-22-0800

小児歯科

子供の頃、歯医者さんで怖い思いをしたことのある方も多いと思います。そのような経験をすると、大人になっても治療に対する抵抗感を抱いてしまいます。
当院では、決して無理にお子様を治療することはございません。まずは歯科医院、器具に慣れてもらうために練習する所から始めます。
また治療が終わったお子様は定期的なフッ素塗布をさせていただきます。
丈夫で綺麗な歯は、お子様への最高のプレゼント。大人になっても健康なお口を維持するため、小さいころから年齢に合わせたケアや、正しいブラッシングを続けましょう。

乳歯の重要性

乳歯は丈夫な永久歯が生えるための準備の役割や、永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。その他にも、顎の骨の成長や知能の発達、正常な噛み合わせにも影響を与えます。

生えたての歯はとてもデリケートです

永久歯の生えたての時期は、歯の表面が粗造で汚れが付きやすくむし歯になりやすい時期です。また、乳歯にむし歯があると永久歯もむし歯になるリスクが高まります。
お子様の歯に異常を感じたら、お早めにご相談ください。

むし歯になりにくい口へ

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中は無菌状態で、むし歯菌はいないと言われています。では、なぜむし歯になるのでしょうか?
むし歯は感染症です。つまり、お口のスキンシップなどを通じて周囲の大人からお子さんのお口にむし歯菌が移り、むし歯に感染してしまうのです。
むし歯菌に感染しやすい時期は、生後1歳7ヵ月~2歳7ヵ月の間です。
この1歳7ヵ月~2歳7ヵ月の間に、お子様と同じ箸やスプーンを共有しない、噛み与えをしない等のお口のスキンシップを控える事で、成長した時のむし歯の本数を少なくすることができます。

お子さまの歯の健康のために意識すべき点

  • 間食の時間を決めて食べさせる
  • おやつを食べた後も、歯磨きをする
  • すぐに飲み込ませずによく噛んで食べさせる
  • 食べ終わった後はすぐに歯磨きをする
  • 歯を磨けない場合には口をゆすぐ

むし歯の予防

歯磨き指導
1.歯磨き指導

お子様が歯磨きを好きになってもらえるように指導させて頂きます。
歯磨き、ブラッシング指導では、むし歯を防ぐために効果的なブラッシング法を楽しみながら、歯科衛生士が丁寧に指導していきます。

フッ素塗布
2.フッ素塗布

生えてきたばかりの永久歯は、むし歯になりやすく、しかも急激に進行します。むし歯を予防するために、フッ素を歯の表面にコーティングします。
検診を受けられたお子様には無料でフッ素塗布を行っています。
フッ素には、
①再石灰化の促進(歯質の強化)
②歯質の耐酸性の強化(むし歯の抵抗力)
③むし歯菌が酸を作る事の抑制
などの効果があります。
フッ素の効果は、永久的なものではないので3ヶ月に一度塗る事で予防効果が高くなります。
使用するフッ素は、歯科医院専用の高濃度フッ素(9,000ppm)を使用します。フッ素の効果は、お子様のお口の中の状態によってさまざまです。
またご家庭でのフッ素洗口剤やフッ素入り歯磨き粉を、医院でのケアと並行されるとより効果的です。

シーラント
3.シーラント

お子様の歯、特に奥歯の溝は複雑な形をしているので、なかなか歯ブラシの毛先が入りません。そのため汚れが溜りやすくむし歯が発生しやすい場所です。
細かい溝を歯科用の薄いプラスチックでふさいでむし歯を予防するのがシーラントです。
シーラントは、はえたばかりの奥歯(6~7歳頃や11~13歳頃)の予防に有効です。